記念すべき第1回目 | 仕事する?恋する?

記念すべき第1回目

恋愛...そして...仕事
それを『性』と『金』と仮定した場合とても現実的で生々しいものに変わっていく。

Aさんの話



モデルからOLへ...

Aさんは某大手証券会社で働く31歳の女性。
彼女は25歳までモデルをしていました。
モデル時代は当然その美貌からいろいろな男性とおつきあいをしていたそうです。
そんな彼女に変化が起きたのが25歳『私は本当にこのままでいいの?』
それから人生初の就職活動をし、現社に派遣社員として就職。
5年が過ぎました。
Aさんの美貌はあいかわらずで合う男性を虜にしていましたが、そんな彼女も31歳さすがに20代の
頃ほどはモテなくなってきたのです。
Aさんがそれまでつき合って来た男性はほとんど高額所得者(年収1000万以上の人)ばかり。。。
知らず知らずのうちに彼女は『お金』を恋愛の選択肢における最優先事項としてしまっていたのです。

社会では高額所得者と低額所得者2極化がはじまっていました。
彼女がおつき合いする男性は31~35歳、その世代は特に貧富の差が激しい世代と言われています。
俗にいう勝ち組と負け組です。一方で年収1200万平均 他方で400万円平均
実に3倍の所得格差が生じていました。
彼女は今まで30人以上の男性とおつきあいをしましたが、そのほとんどは体目当て、もしくは
アクセサリーとしてしか見てくれてない男性でした。
そう、Aさんは男性の所得にばかり気が行ってしまい男性の中身を見る事をいつしか
忘れてしまっていたのです。



彼女にとっての愛

そんな彼女を心から愛する男性が現れたのは彼女が29歳のころでした。
彼は心からAさんを愛して自分に出来る限りのことをしてあげてました。
彼は仕事が忙しい中でもデートをし、Aさんに自分の気持ちを伝えようと一生懸命に
言葉を重ねました。
しかしAさん...『気持ちは分かるし、嬉しいよ...でも考えさせて』
そんな言葉を返す彼女。体も許さない彼女を、彼は愛していました。変わらぬ愛で...
彼女は悩んでました。それは彼の収入と社会的地位でした。
彼は半年後に起業を考え超多忙な日々を過ごしていました。
彼は自己資金で会社の設立を考えていました。
そのため、好きな車も手放し自分のすべてを会社設立になげうってました。
今思えば自分と会う事自体とても大変な事だったのかもしれないとAさんは振り返ってます。

Aさんは結局彼をフってしまいました。
『かれの仕事』ではなく『金』だけのために...
彼は現在会社設立を果たし初年度から黒字、年収も1000万に達しているそうです。

Aさんは現在も恋人はいるそうです。
でも...愛されている実感は無いと語っています。
2年前に自分が振ってしまった男性のように、それ以上に愛してくれる男性はまだいないと...
風の便りで聞いた2年前の彼の成功がAさんは嬉しくも、でも悲しく感じていると語ってました。


Aさんは別れて2年後にようやく愛を感じたのかもしれません。

切ない恋でしたが、彼女にはプラスになった恋だったのかもしれません。

もしあのとき彼を(彼の仕事を理解し)支えていたら...
成功へのステップを歩む彼に喜びを感じ、そして共に歩めたのかもしれません。



Aさんは『自分が馬鹿だった』と語っています。
そして、この話をしてくれた1週間後、彼女は彼にわかれを告げたそうです。
理由はカレの浮気。。。

Aさんはこれからどんな恋愛をしていくのでしょうか。。。



あなたはどんな恋愛していますか?


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今まで私が出会った素敵に生きる人達の仕事と恋愛についてお話しできればと思います。
私はここで個人的意見は極力言わないように致します。どう感じるかはあなた次第です。
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