心の救世主 | 仕事する?恋する?

心の救世主

恋愛...そして...仕事
それを『性』と『金』と仮定した場合とても現実的で生々しいものに変わっていく。

Dさんの話



葛藤...

Dさんは大手電気メーカーに勤務する32歳のOL。年齢を感じさせない美しさをもつ彼女には
2年間つき合っていた男性がいました。
彼は大手証券会社に勤務するやり手のサラリーマン35歳。
結論から言うとDさんは彼に別れを告げます。
傍目にはそろそろ結婚?などとだれもがうらやむ二人...なのに。
仕事、収入共に何の問題もなく、SEXLIFEも月に2~3回、
2年間つき合っている二人としては少なくはない、むしろ多い方だと思います。

しかし、Dさんは...『彼は自分の心のよりどころにはついになる事は無かった』と話しています。
『彼が忙しいことは良く理解していました。でも彼はわたしを見ていなかった気がしました。』
『そのことがわたしを不安にさせた要因だと思う。』
『そして...わからなくなりかけていた』
そして、ある『言葉』をきっかけにDさんはついに別れを告げたのでした。



運命の出会い...

話は彼と別れる一ヶ月前に戻ります。
その日、Dさんは友人に誘われ合コンに参加しました。相手は30後半の会社経営者2人
(内一人は、資産数十億円)それに、上場企業幹部社員1人、そして28歳の有限会社を
設立したばかりの若き社長。あまりにもデコボコな4人しかも幹事は28歳。。。
幹事にとってはあくまで接待のコンパであったそうで、一生懸命。
方や他の3人はドッカとソファに腰掛けタバコをフかしていたそう。
社長2人は女性陣の合コンの女王のマジックでメロメロ、Dさんにも会社幹部の彼が
猛烈にチャージしてきたそう。
28歳の幹事さんは、あいかわらず他二人の女の子の気を使いながら、男性陣3人の
ドリンクのオーダーをしている。
そんな状況でした...
つつがなく会は終了し、社長2人と幹部社員を見送った5人(幹事1人と女性陣)

幹事『今日は本当にありがとう。終電時間もないしお礼に一杯ごちそうさせてください』
との提案に幹事の友人(女性)ものり、2件目に行く事となりました。

28歳の彼と女性4人...なんともアンバランスな2次会で、彼は酔い始めました。
今までの緊張の糸が切れたのでしょう。
そして突然、何のまえぶれもなく、『Dさん、すごい綺麗ですよね』
『電話番号教えてください!』ほんとにこのように言ったそうです。
あまりにも唐突かつまわりを気にしない大胆な行動にあっけにとられながらも、
シンプルな彼の言葉はDさんにとって潔く、そして美しく聞こえました。
結局、彼には『名刺のメールアドレスに連絡して』とだけいい。

彼は先きに一人で帰っていきました。

その後4人は近くのお店に入り3次会(反省会)驚いた事にDさんをのぞく3人のうち2人が
28歳の幹事に好感をもっていて、自ら連絡先を教えていたのだそう。
たしかに、ルックスは良い方ですが経済力などの金銭的な所では他の3人によりはるかに低い。。。



愛の言葉...

合コンから数日後、Dさんは数回のメールのやりとりから28歳の彼とデートをすることに
なりました。彼は年の割に大人びていて、エスコートもスマートだったそうです。
Dさんも自然に彼の手をとりデートをしました。
そして、初のデートは無事に終わりをむかえようとしていました。

最後はホテルのラウンジでお茶をしていました。
Dさんはデートのなかで彼はとても誠実なひとであると感じ、そんな彼に黙っていられず、
自分にはつき合っている彼がいる事を告白したそうです。
しかし、彼は全く動揺することもなく『Dさんのような人にカレがいるのは当然だと思う』
『でもオレとデートするってことは可能性はあるよね』と。
この人はすごいと直感したそうです。


次の瞬間、彼は彼女が『あのときの嬉しさは一生忘れません』
という一言を言ったそうです。




『きみの過去も、今も、未来もオレならすべてを受け止められるよ』

彼のその言葉に思わず涙が溢れ出し、その一言で、
Dさんは『救われた気がする』と言っていました。




たった一言の言葉に人は救われ、恋をするのでしょう。
『アセーヌさんにとって救われる一言はなんですか?』わたしには言葉が見つかりませんでした。

Dさんは来年、めでたく彼と結婚するそうです。



あなたはどんな恋愛していますか?


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今まで私が出会った素敵に生きる人達の仕事と恋愛についてお話しできればと思います。
私はここで個人的意見は極力言わないように致します。どう感じるかはあなた次第です。
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